負荷とリスクと人生と
顧問先のコンベンションに同行し、ホノルル入りしている。
コンベンションはホノルルフェスティバル25周年に合わせて企画され、大いに盛り上がった。
日本からも各県を代表するイベントが行われ、
パレードも沢山の人で賑わった。
フィナーレはワイキキビーチに上がる日本の三大花火、
『長岡花火』が25周年を記念し25分間!
長岡の隣、十日町で育った私としては、
信濃川でなくワイキキビーチに浮かぶ長岡花火にいたく感動した(^_^)v
・・・・と、
このままハワイフェスティバルとコンベンション関係のブログを書いても良いのだが、
今回の滞在でまた考えさせられる出来事、ご縁があったので、
その事について書いてみたいと思う。
『負荷』について『深』く考える
ホノルル滞在中に、1日だけゴルフに出かけた。
送迎車の運転手さんは焼けていて、
雰囲気もまるで現地人のようだが、
ハワイに移住して20年になる日本人だった。
私は移住されたその方に興味深々で話が盛り上がり、
最後に質問してみた。
私 :「20年もいると、もう英語はペラペラなんですかぁ?」
その方 :「毎日日本人のお客さん相手にゴルフ場の送迎が仕事だからね、家でも仕事も基本は日本語だし、ゴルフ場に行っても話すことは決まってるから、20年いても聞くのは少しはわかるけど話す方はさっぱりだよ〜」
つまりハワイに移住し20年が過ぎてもほとんど英語を話せないということだと。
私は、そういうことかと納得した。
翌日、
私は別件で滞在中のホテルからタクシーに乗った。
たまたまだが、その運転手さんもハワイに移住された日本人の方で、
やはり現地人かと間違える風貌で、
なんとなく雰囲気も昨日のゴルフ場への運転手さんと似ていた。
タクシーに乗っていた時間は20分くらいだった。
お話し好きな方だったので、
ハワイのこの20年の変化や物価、
時事ネタなどなど沢山の話に花がさいた。
そして昨日と同じように聞いてみた。
私:「20年もいたら英語はペラペラなんですかぁ?」
その方:「今は、日本語と英語は同じくらいかなぁ。でも夢は英語でみることが多いかな。はじめはまったく分からなかったけど、覚えないと何も仕事にならないから必死に習ったよ」
私はまた、そういうことかと納得した。
まさしく、
『負荷』の差であり、この違いである。
多くの人が嫌う負荷とリスク。
この負荷とリスクこそ、
わたしたちは本当に学ばなければいけない大切なテーマなのだ。
もちろん良い悪いの話ではなく、
自分自身がどこを目指すかによって、
向き合い方が大きく異なる。
何故ならば『軸』と『方向性』によって、
結果という顕現がまったく変わるからである。
筋トレでも習い事でもなんでもそうだ。
1日2日頑張って負荷をかけたところで、
人はさほど変わりはしない。。。
だから軸と方向性が定まっていない人ほど、
この負荷とリスクのメリットが見えずらく、嫌悪するのだ。。。
タイムマシーンがあれば一目瞭然だが、
そんなものが無いから、
人はこの肝心要である負荷とリスクを嫌うのだ。。。
本当は、
人には皆が生まれつき持っている『想像力』という、
タイムマシーン以上のものがあるにもかかわらず。。。